取調室でズボンに火 男性死亡
名古屋市で、灯油をかぶって警察に保護された男性が取調室で事情を聴かれていたところ、ズボンが燃え上がり、大やけどをして死亡しました。警察官が男性の求めに応じてたばことライターを机の上に置いていたということで、警察は当時の詳しい状況を調べています。
11日午前0時すぎ、名古屋の熱田警察署の取調室で、酒に酔い灯油をかぶって保護された45歳の無職の男性 から警察官が事情を聴いていたところ、突然、男性のズボンが燃え上がりました。警察官が消火器で消し止めましたが、男性は全身に大やけどをし、11日午後 9時すぎに死亡しました。熱田警察署の説明によりますと、当時、取調室には3人の警察官がいて、男性から『たばこを吸わせてくれたら飲酒の検査に応じる』 と言われたため、たばことライターを机の上に置いていたということです。3人の警察官は、男性が実際にたばこに火をつけたかどうかは「わからない」と話し ているということです。また、「灯油がしみた服を着替えるよう、再三、男性を説得したが応じてもらえなかった」と話しているということです。警察は、3人 の警察官からさらに話を聞いて、当時の詳しい状況を調べています。熱田警察署の近藤道睛副署長は「たばことライターを差し出したことは不適切だった。再発 防止に努める」と話しています。